二次元おたく身の振り方を考える

久しぶりの更新がこれか~~い
個人的なぼやきです長いし問題提起みたいなことするつもりでもないし、ただ2.5作品の立ち位置に対してぐるぐるしているものをここで一旦起こして全部投げ出す前に自分にとって居心地のいい落とし所を確認したいので

アニメをベースに舞台化という形で展開しはじめたミュミュが本編新作書き下ろしと打ち出すので、どう付き合えばいい?と考えています。結局肌に合わない媒体は避けるのが吉としか出ないのでそうするんですけど二択が個人的に苦渋というか、なかなかそう簡単ではないという気持ち。

楽しいところを楽しめばいい、っていう意見は本当にそうだけれど、でもこう…なにかとできる限り紙面や限定CD、ss……みたいなパズルピースを拾いに駆け回るような3年?間をそれなりに過ごし、ここへきてもしかしたら本筋に関わるかもしれない(というか本編新作って堂々と書いてある)エピソードを 観る/観ない と取捨選択しなければいけない状況が、細かいストーリーも追っていたいタイプのおたくにとってちょっと悩ましい

アニメやゲームを”基”とした舞台化自体は今日日特に女性向けコンテンツでは珍しいことではないし、たとえそこでの表現が肌に合わなくてもそれを否定するつもりも嫌悪する理由もないです。
それはそれですきな人たちで盛り上がれば何よりと思います。

なら2.5には関わんなきゃいいじゃんってほんとそうなんだけど本来ならそうしてるんだけども、”エピソードの補完””本編新作”となどの言葉がそこで出てくるとそう単純にいかなくなる。書き下ろし本編新作公演ってことは今までアニメが先導して描いてきた本編という軸に対して、舞台媒体からエピソードの追加という肉付けがされるのか(単品発売されているドラマCD的立場をとるのか)という部分がでてくるわけで、
でも2.5はやっぱり自分には向かないうえ、ミュミュ2ndの立ち位置に釈然とできず(※後述)にいるため、これ同様のもやもやをこれ以上観劇することで抱えるのはつらいしジャンルに対して本望ではない、というところで困った…という体感です。

まあでもまだ告知レベルでなにがどうくるのかわからないのでなんとも言えないですけど……
仮に本当にアニメ本編に準拠した新作と扱うならば、「好きな媒体を楽しんでくれれば」と言いつつアニメの本編に付随するもの追っていくと2.5に行き着いてしまうことになるのでちょっと不親切ではと思います

※後述:2ndについて

個人的に3rdの告知もそうだけども2ndも扱いとして釈然としないのもあり、そもそもス夕ミュの2.5作品の立ち位置ってどうなんだろって思っています。

OVAと2ndで例を挙げると、
1期で伝統を守るという柊先輩にとってのテーマをOVAでその後輩たちも抱え、伝統の演目をやるべきか否か、と悩み自分たちなりの答えを出す展開がOVA版の大筋とおもっているのですが、
舞台版はt柊は伝統というよりもトップオブスターとしての重責と戦うという面にウエイトがあると感じました(あまり通ってないので理解が甘いかもしれないけど例えばOVAの「伝統の演目をやって欲しいですか?」に当たる部分など)
一作目(ミュミュ1st?) が星谷たちにスポットを当てることに特化していたし(9幕の内容は大きく割愛されていた)、舞台版はこういう設定で、こんな描き方をしてみました、ならそれはそれで何もおかしい話ではないと思ってます。
別媒体にした時にできる違いは別媒体ならではの解釈として楽しめる要素でもあるとも思う。
ただ、2ndにおいては脚本家や役者さんは”補完”という言葉を使われていたり”描かれなかった部分を描く”というような表現をされており、その一方で実際には上記のような悩む理由の違いやシーンの差し替えなどOVAとは少なくとも異なった展開である、と解釈したい作品だった。

なので2ndを言葉通りOVAの補完的な立ち位置とされてしまったら、既存のものを別なものに予期せぬ上書きをされたような気持ちにならざるを得ないというか、うまい付き合い方が分からないです。(どういう意味合いで言ったのかはわかりませんが、2ndはOVAの補足である、という印象を受ける内容が私にとって少なからずいくつかあったしファンも多くの人が2ndのことを補完というので……)

(都合よくいい具合に見る側が足したり引いたりして補完してね~ってことなのかなあそういう意味での”いいとこどり”,”補完”なのかな…アニメでも舞台でも一個の作品はそれはそれで完成したものでそれをカットしていいように組み替えるのはなんとも気が引けます)

そんな一言一句揚げ足を取るみたいな、重箱の隅をつついてつついて漆がはげるようなことすんなよっていうのが正解かもしれないけれども、舞台製作側の言葉として幾度かそんなふうに思える表現が出てきていて、今まで見てきたOVAはミュミュ2ndという補完があって完全、というニュアンスがぬぐいきれなくてなんだか漠然と悔しいです。

私の言葉の捉え方がよくなくて気にしすぎているだけなんだろうと思っていたいしそうやって片付けていたけど、いよいよ”本編”新作をどう捉えたらいいのかわからない。

舞台ならでは、ステージだからこそのパフォーマンス・演出、舞台オリジナル脚本、というような売り出しからのシーンの差し替えや要素の追加、新規書き下ろしエピソードだったならば棲み分けもここまで苦渋の決断チックにならなかったのかもしれない

宣伝や商法としてアニメのファンを呼び込みたいのは分かるし、おおよそ成功しているんだろうなと感じます。
ただそのためにかはわかりませんがアニメスタッフの名前であったり補填というような位置付けを感じさせるような言葉たちでアニメ本編準拠の気配を漂わせつつも、アニメファンが2.5を無理して見ることないよ、と言うのはなかなかちょっと意地悪だなあと感じます。

すきなストーリーの補完と言われたらそら気になるに決まってるし、好きなタイトルの本編、新作、書き下ろしストーリーと言われればそれもまた然り

結果的にいうと問題だなあと思うところは、やっぱりアニメが先行していた作品において、アニメ→舞台と変換する時に出てくる諸々の差は必須で、それに伴い表現の違いやシナリオなどのアレンジも入る(そこが面白いところでもあると思う)、にも関わらずアニメの補足・新作と思えるような扱いをするのはどうなんだろうということ。

ただ気持ち的にはメインライター的ポジションでおられるハラダさんが書けば原作!みたいな信仰的な風潮だとかも含め(個人SNSでキャラクターの気持ちを言い切ってしまったり創作したり版権物の管理どうなってるんだろうとも思ってるよ他ライターさん含め色んな人の働きで出来上がった本編とキャラクターなのにね)、タイトル群(舞台含め)に対する認識や考え方のズレからちょっと渦中にいるのはしんどくなってきたなあという次第です。

アニメ3期楽しみだし手堅くいってほしいと思うばかり

まだまだコンテンツはたっぷり1クールあるし、そのあと次第なんだろうな ちょっと疲れちゃったし感情的に勢いでコンテンツを追うのも妄想捏造も一切合切終わりにしようかと思うこともそこそこにキャラも今までのストーリーも大好きなのでだから保守の姿勢でもうずっとひっそりしていたいけどそれなりに気持ち的にさみしいというか漠然と……うん……そんなリアルタイムでの発言の中で出てきた言葉にいちいち保証をつけられないのはそうだし、スタッフや公式関係者が個人でおっしゃっていることを真に受けすぎていたところもよくなかったし、本編新作については続報を待ちます