週報#33 (21/11/08)

芸術の秋回

▼ポーラ美術館コレクション展 甘美なるフランス / Bunkamura ザ・ミュージアム

ルノワールのレースの帽子の少女ですね
これは箱根の秘境(?)にあるポーラ美術館の所蔵から3つのテーマ(女性像, パリ, 旅)に沿った作品を集めた展示。
印象派画家ではシスレー先生が好きなので”ロワン河畔、朝“が見られてよかった(箱根の山奥遠い)
あとルノワールの”アネモネ“、赤くてかわいいので花の絵の中でも特に好き。
絵画についてはものすごく知識が浅いので中後半のマティスやピカソの絵は超ウルトラライトにしか鑑賞できないけど、こういう広いテーマでの展示は目当てのもの以外も目に入れる良い機会かもしれない。
(マティスもピカソも色の強さ的に海外で見たい感じあるよね……)
一番印象的だったのは最後の区画にあったシャガールの村と私
ヤギの瞳がイケメンすぎるし画面の作りがドリーミーでシュール(でもシャガールの知識がないのでこの絵を見てニコニコして良いのかわからなかった)

▼石橋財団コレクション選 「印象派ー画家たちの友情物語」/アーティゾン美術館

アーティゾン美術館、初めて行ったけど学生が無料だったり撮影可能だったりで若い人が多いんですね。
なんというか……展示物とツーショ連写したり何もないとこでも友人やパートナーの姿を撮りまくる自撮り他撮りだいすき層が多くてものすごくびっくりしました。
正直シャッター音がめちゃくちゃ不愉快で自撮ラーのいないタイミングを狙って同じ区画を3周くらいする別種の迷惑客になってしまってモヤっとしながら帰りました。
けどポートレートスポットとしての美術館の利用の是非は施設側が決めることなのでそういう方針なんだな〜って自分を宥めて解決としたいです……(早速苦言)
この展示はぜんぶアーティゾン所蔵のものなので同館のYouTubeチャンネルの子どもの広場とか見てると進研ゼミでやったところだ!ってなるのでにわかにも優しいかも。
カーニュのテラス“の女の人の手元にある白いものは何か?で動画内では編み物か?猫か?の話をしていましたが私は猫派ですね。白くてくったりしたねこちゃん……
あと私がもし病院を開くとしたら待合室に絶対に飾る絵”サン=マメス六月の朝“もよかったです。ずっと見ていられる。
下の階の別な展示も見てきて東洋振りを実際に見られたのもうれしかったし、初見の作品では”信頼する人“(フェリックス・ヴァロットン)の木版とか印象的でした。似たような構図で”“っていうのがあるのが気になるよね……
印象派はなんというか宗教的な要素や社会的な問題提起の含みがないので見やすいし、見ていて殺伐とした気持ちにならないので定期的に催しものになってるのかな〜って思う。

あとシスレー先生のねこのスケッチ可愛いので見てください。
ねこっていつの時代でもどこの国でもねこなんだな……

▼ジャンプSQ.12月号

新テニス公式アカウントが宣伝ツイートを忘れているのでハロウィン仕様の許斐先生載せとく……
今月のギャグマンガ日和、あんまりギャグマンガ日和では見ないタイプのテンポ感で面白かった……
この漫画のギャグってテンポがめちゃくちゃ早い印象があるけど今回のオチまでの仕込みがすごくていつも以上に笑っちゃった……途中で違う漫画になったのかと……増田こうすけ先生はすごいな……
そして新テニス、また漫画で新曲披露のミュージカルしてる!JASRAC申請予定!(まだ申請してないの……?!)
でもこのミュージカルパートのコマ割りめちゃくちゃ良い。これはセリフで言うよりも十二分に伝わるものがあるからすごい……すごいな……
手塚も口下手だけど思いは人一倍だからミュージカルの心象表現とのシナジーがすごく良かったけどお頭もそうだね……口下手の種類がかなり違うけど……
でもだいぶ命削ってるけど大丈夫なのか……無没識も阿頼耶識も危険すぎないか……

はあ〜〜〜かごプリ空間かわい……