週報 #26(21/09/20)

ついにリョーマ!を見てきましたよ。

映画というよりアトラクションに近い。
なんかこう……体感重視というか、長文でここがこうでこうだったところがよかった!!みたいなことを書くようなものでもないかと思っていて、私からは観てくださいとしか言えないですが……
かいつまんで言うならば原作ではテニスしかしていなかったのでコートの外で困ったことがあった時にみんなが優しかったのがすごく良かったのと、歌の入りが良い、ミュージカルパートの演出が楽しい、3Dモデリングがいいetc etc…(かいつまめていない)
“こんなテニプリみたことない”、確かに原作ではほとんどテニスしかしていないのでコートの外でストーリーが進むのがある意味新鮮。
テニスをさせれば敵なしで生意気な1年だけれど、コートの外で同級生と困った状況に置かれた時には桜乃ちゃんを思いやりながら切り抜けようとしたし、先輩たちは直接助けられなくても力になりたいって態度を示してくれて、隔たりのない優しさが全体的にあってすきでした。
(なにかと無口な手塚国光が電話でいっぱい自分の考えを喋ってくれて嬉しかったよね)
難しいことは抜きで人を気遣う優しさを持ちながら危機を抜けていくだとか、困っている仲間を案ずるだとか、セコいことしてもつまらないよねっていうのをシンプルに嫌味なくやっているのいいなというのが所感で、頑張ろうって気持ちをくれる映画なだけに公開時期がもう少し遅ければもっと多くの人が見られたのではという惜しい気持ちも。
あと原作キャラもけっこう3Dでモデルを起こしているものの、ミュージカルシーンでしか出てこないキャラもいるのでもうちょっとじっくり3Dみたかったな〜みたいなキャラもいる。(仁王とか)
ただ話としては無理に他のキャラに喋らせずにリョーマくんだけに焦点を絞ったからよくまとまっていたと思うので、なんかこう別な機会にまた出してくれたらうれしい……
サクッといい意味でかるい気持ちで見られてやさしい気持ちで帰ることができるので、お近くの劇場でやっていたら是非見に行ってみてください。
(重厚で複雑なシナリオや作り込まれたSFが好きみたいな人は向いてないです)

そいで幸村くんの入場特典のポストカード(24日から配布開始)を引き当てた人は後生ですからフレーバーテキストだけでも教えてください。